気持ちよく看護を続けるために

1月25

人々のために日夜頑張ってくれている看護師さんの心と体を少しでも楽にするには、どういったことについて気をつけていけばよいでしょうか。今回は心の辛さを軽減させるためのポイントを考えていきたいと思います。

● ミスの怖さを軽減させるために

看護師は命に関わる現場ですから、夜勤で疲れがたまっているからといってミスは許されません。とはいえ人間ですから、ミスを犯すこともあります。できるだけミスを犯すかも知れないという恐怖を和らげるために、どのようなことに気をつけていけばよいでしょうか。

【よく失敗する人はマイナスの自己暗示が強い】
 
「なんでできないの」「今度もミスして叱られるかも」「今日もきっと怒られる…」
ミスが続くことは人間ですからあります。けれどもミスを繰り返してしまう方の多くは「ミスを犯してしまうかも…」というマイナスの強い自己暗示を自分自身でかけてしまっている人が多いです。それが周囲にも伝わってしまい、「あの人はミスをする人」という固定イメージを周囲が持つことでさらに自己暗示が強いものになってしまいます。
では、プラスの自己暗示をかけるにはどのようにしたらよいでしょうか。

【プラスの自己暗示をかける】

「大丈夫、落ち着いてやればきっとできる」「自分はきっとうまくいく」
なにか処置を始める前に、ちょっと目を閉じて「仕事を上手くやり遂げたときのイメージ」をパット目の裏に浮かべます。そして、「大丈夫、自分はきっとうまくいく」というイメージを強く念じます。
処置が成功するイメージはできるだけ具体的に画像としてイメージするのが良いでしょう。例えば今日の仕事について記録を書いている時に、「うまくいった」というイメージを脳裏に刻んでおきます。患者さんの笑顔でも良いでしょう。正確に出来たというイメージを瞬時にリアルに思い浮かべることができると、不思議と呼吸が落ち着き、頭がクリアになります。
失敗してしまうという時は「失敗するかも…」というマイナスの言葉や、自分が失敗した時の経験が頭の中をぐるぐると回っているものです。一度深く呼吸して、それらの考えを断ち切ります。そして、それに打ち勝つプラスのイメージをおまじないの言葉を作ることで、「デキる自分スイッチ」を押すことができます。すると驚く程頭の中がクリアになって落ち着いて作業に集中することができるでしょう。
 
ハンカチにミントの香りなどの好きな香りを忍ばせておいて、本当に集中したい時に吸い込みます。香りは心の深いところに作用しますから、スイッチが入りやすくなります。いじめや嫌がらせにあって辛い時にも、この方法で、気持ちをリセットすることも可能です。自分の身につけられないときは、携帯のキーホルダーのマスコットなどにちょっと香りをつけておくと良いでしょう。

【勉強と成功体験が一番】

看護師の取り扱っている薬剤の中には、一桁単位が違っただけで大変なことになる薬剤もあります。医師の指示に従って処置しますが、やはりご自分の受け持ちの患者さんの病状や治療の経過、現在使用している薬剤に関して、よく注意を払って覚えておくことが大切です。
医師も人間ですから間違ってしまうこともあります。看護師が日頃の観察をきちんとしていることで、ミスを未然に防ぐことも可能です。自身の内緒地があるならば、事前に予習をしたり、先輩看護師に指導を仰いだり、今日不明だったことはあすに残さず調べて学んでいくことが大切です。
新人の頃は「一年立たないでやめそうね…」と言われていた看護師さんでも、現在婦長さんにまでなった方もいます。あきらめずに今日よりは明日と学びを積み重ねていくことで、いつしか素晴らしい看護師になっていることでしょう。とりあえずは今、自分の「うまくいった」という瞬間を大事にして、小さな自信を大きなものに育てていきましょう。
 
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